XOユーザーである、新進トランペット/フリューゲルホーン奏者、
市原ひかりさんの2nd アルバム「
Sara Smile」が
9月6日に発売された。

(PCCY 60003 定価3,000円(税込)SACDとのHYBRID)
使用楽器:XO RV-GB、同HD−GB1stアルバムの「
一番の幸せ」がフュージョン/スムーズ・ジャズのテイストのアルバムだったのに対し、がらりとイメージを変えて、バリバリの「
メインストリーム・ジャズ」である。
「
こんな市原ひかりも居るよ」というにはあまりにも見事な変貌ぶりで、とても23歳の小柄な女性が吹いているとは、にわかには信じ難いんじゃなかろうか。
ひかりさんは、天性の
美しい音色が持ち味で、「一番の幸せ」でも、それは存分に発揮されていた。
この「
Sara Smile」でもそれは変わらない。けど、印象は全く異なる。
明らかに曲のスタイルに依って音色、細かい奏法、ブレス、フレージング等を使い分けている。
アドリブもメロディラインを実に大切にし、
歌ごころを忘れない。
音楽に対して実に
柔軟に向かい合っているのだ。
アルバムの9曲中2曲では、ひかりさんと同い年のトランペットの貴公子「ドミニク・ファリナッチ」と共演している。ドミニクはひかりさんもリスペクトする、現在のジャズシーンを担うラッパ奏者で、これまた美しいサウンドを持っているが、このバトルがまた聴きモノだ。
本人は謙遜しているけど、一歩も引けを取っていない。
前作では10曲中8曲が
ひかりオリジナルだったが、今回は9曲中2曲。
この2曲がまた出色の出来。彼女は自分を活かす術を知っている。
今後に望みたいことはただひとつ。これから年を重ねるに連れて、さらに成長した市原ひかりを聴かせて欲しいこと。これからいろんな悩み、葛藤があると思うけど、自然体で乗り越えていって欲しい。ボクも遠くから、しかも微力ですが、応援し続けます。
そして、願わくば
XOをずっと使っていって欲しいことかな。
