なにやら近頃、海外のblogに端を発する
Musical Batonなるものが流行っているらしい。
知ってはいたけど、なんと私の「音楽オタク仲間」の
じぃさんから回ってきちゃったので、まあ、取り敢えず書いてみるかねぇ。
◆Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)ふむ、iTunesで見てみると、10.01GBですな。ただし、iPodに取り込むために読み込んだものなので、ほとんどはAACにエンコード。
◆Song playing right now (今聴いている曲)今この瞬間には聴いていません。今現在CDプレイヤーのトレイに乗っているCDは
Fried Prideの
「two,too」です。確か最後まで聴いたので、最後に聴いた曲なら
「Over the Rainbow」です。
◆The last CD I bought (一番最近買ったCD)ミヨー:打楽器と小管弦楽のための協奏曲/プーランク:子象ババールのお話/ジョリヴェ:打楽器と管弦楽のための協奏曲(T.オケーリー(Perc.)、J.-L.フォレスティエ指揮オーケストラ・アンサンブル金沢 ほか)です。このアマゾンのリンク先の曲目欄に書いてあるフォーレの「ペレアスとメリザンド」及びサティの「パラード」は収録されておりませんので念のため。CDに収録されているのは、ミヨーとプーランクとジョリヴェの3曲です。
蛇足ですが、
最初に買った「CD」は、カナディアン・ブラスの演奏するヴィヴァルディ/フラッケンポール編曲:ヴァイオリン協奏曲「四季(和声と創意への試みOp.8-1〜4)」の金管五重奏版(CBS/SONY)です。1986年のことでした。その年に生まれた人がもう19歳・・・。隔世の感がありますな。(^^;
◆Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある5曲)(1)G.ビゼー:歌劇「カルメン」唯一生で観たことあるオペラ(二期会)です。CDはマリア・カラスがカルメンを歌ったプレートル盤。カラスの声は全盛時に比べると翳りがあるなんて訳知り顔の評もあるけど、どうしてどうしてド迫力です。声に翳りはあるのかもしれないけど、役の作り込み具合とその圧倒的な存在感。舞台で演じたことは終生無かったなんて勿体無さ過ぎ!
次点はロス-アンヘレスがカルメンのビーチャム盤。うーん、どうしてもギロー校訂のグランドオペラ版になっちゃう。ま、好きなんだからしょうがないか。因みにドン・ホセはどちらもニコライ・ゲッダ。大好きなテナーです。
DVDはE.オブラスツォワがカルメンのC.クライバーの1978年ウィーンライブ。
(2)J.シュトラウス二世:喜歌劇「こうもり」いやもう、大好きですな。映像になっちゃうけど、C.クライバー指揮バイエルン国立歌劇場の1986年ミュンヘンライブ。歌手も「役者」揃いで楽しさの極み。「こうもり」はこうでなくちゃ!
DVDが出ていますが、日本語字幕は昔NHK-BSで放送された時の小林一男さんによるものが自然かつ気が利いていて面白い。こういう「台詞を楽しみたい」曲は日本語字幕の出来不出来で印象変わると思います。翻訳される方々、台詞は流れが大事ですぞ。一層の奮起を!
CDは特に好きなのありません。なんたって、この曲は映像が不可欠でショ。
(3)W.A.モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622学生時代には特に好きでもなかったモーツァルトを好きになれたきっかけの曲。J.ブライマー(cla)、C.デイヴィス指揮ロンドン交響楽団の演奏で。ほかに良い演奏があるとか、エーラー管に限る(ブライマーはルブランのベーム式太管)とか、ヴィブラートがイヤとか云う意見は全て却下。froschはこれでないとダメなのです。無論今はモーツァルト大好きですよ。
(4)谷村新司:「冬の嵐」(アルバム【黒い鷲】に収録)アリスは小五の頃ラジオで「冬の稲妻」を聴いて好きになり、今でも大好きだが、一番心に残るのはチンペイさんのソロ曲「冬の嵐」です。昔、「夜のヒットスタジオ(CX)」でフルコーラス歌ったヤツが好きだなあ。
(5)C.パーカー:「ドナ・リー」R.カイザー(trp)のリーダー・アルバム
「ドナ・リー」2曲目のタイトル曲、トランペットとドラムス(G.ハッチンソン)という物凄い編成での火を噴くようなプレイに痺れっぱなし。バードとマイルスの丁々発止も、ブラウニーの最後の録音のヤツも、ジャコ・パスも、GRP All-Star Big Bandもみんな好きだけど(曲自体が好きなんだよね^^;)、ライアンのラッパにはあらためて脳天割られました。
5曲となると、涙をのんで落とした曲多数。(>_<)
大好きなサッチモもブラウニーもドクシツェルもPJBEもあえなく落選。
よく聴くのじゃなくて、思い入れのほうで5曲選びました。思い入れは演奏家にも依存しますね。
◆Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人)不幸の手紙風なのはイヤなので、これをご覧になったあなた、どうぞご自由に参加してみてください。
でも、知らない人に(知っている人でも^^;)迷惑かけちゃダメだヨ。(^o^)
トランペットに限らず、管楽器奏者は練習場所の確保に頭を悩ませられる。特に生身の体を振動体として使用する金管奏者は1日でも楽器を手にしない日があると、たちまちナマってしまう。
froschは練習日以外は
クルマの中で練習することが多い(でもほとんど練習日以外は吹けない)のだが、これまで
プラクティス・ミュートも何種類か試してきた。
プラクティス・ミュートは概ね奏者には評判が悪い。オープンで吹く時とは
全く違う抵抗感と、異物を挿入する事による
音程の乱れ、音色を意識した練習が出来ないなど、短所(それも致命的な)は枚挙に暇が無い。
ただ、短時間で取り敢えず音を出しておくとか、
割り切って使う分には意外と使える。
froschはこの20年で
4種類のプラクティス・ミュートを試してきた。
(1)Denis Wick、
(2)Galaxy、
(3)YAHAMA "Silent Brass"、
(4)BEST BRASS "e-Brass" である。(1)はもうかなり昔に手放しちゃったが。
今回、新たに試してみたのは、その名も
「
sssssshhhhhh mute」というもの。
(撮影:frosch)ニュージーランドやオーストラリアのコンテストで何度も優勝した経験のあるコルネット奏者
Trever Bremner氏の開発によるもので、現在、
Trumpet/Cornet,
Tenor Trombone,
Bass Trombone,
French Horn,
Tenor Horn,
Flugel Horn/Alto Tromboneの6種類が発売されている。
froschは
Trumpet/Cornet用を購入したのだが、これが案外使える。素材は
ABS樹脂で、
45gとたいへん
軽い。
手持ちのものと重量を比較してみた。
(デジタル・クッキング・スケールでfroschが実測したので、誤差はあると思います。)sssssshhhhhh Mute 45g
Galaxy 48g
Silent Brassのミュート部分(接続コード除く)120g
e-Brass(電池込みイヤホン除く)181g
Galaxyとは3g違うだけだが、とても軽く感じる。楽器に付けても重みでベルが下がって来るという事が無い。
(RV-Sに付けたところ。撮影:frosch)音程も全域で
プラクティスミュートにしては随分と良く、割り切れば不満は無い。抵抗感も勿論有るのだが、電気的に増幅された音を聴くのではない為、加減が分りやすい。そのような効果を発揮するよう、綿密に設計されているとのこと。
また電池もAC電源も不要なので経済的だ。もっとも、
Silent Brassや
e-Brass等電源の必要なミュートはピックアップミュートならではの使い方が出来るので、単純に比較は出来ない。
消音効果はごく普通のプラクティスミュート程度(わかり難いよね^^;)。深夜に集合住宅の一室で演奏するのでなければ必要十分だと思う(苦情が出てもfroschは関知しませんが)。
なお、気の利いた事に、
専用のポーチが付属している。
(ポーチと本体。撮影:frosch)froschは「
Bremner Music」のサイト上で購入したのだが、
Paypalによるクレジットカード決済が可能。
Trumpet/Cornet用の価格は38US$+送料3.5US$(サイト上ではオーストラリアドル表示だが、Paypalは米ドル換算で請求される)の41.5US$であった。
サイト上での決済後、品物は僅か8日間で到着した。現在のところ、対応も素早いようである。
英語が苦手だ、クレジットカードは使いたくない、あるいは持っていないと云う向きには、国内では「
舶来管楽器 シアズ」で扱っているようである。
<追記>その後、フリューゲル用も購入したが、これもやはり素晴らしい。オススメである。
XOトランペットには1stスライドと3rdスライドに
ストッパー・スクリュー(ネジ。以下はネジと表記)がついています。1stスライドにもストッパー・ネジがついている例はそんなに多くありません。
Calicchioとかにはついてますが。
しかしながら、この1stスライドネジを嫌って取り外して使う人は多いようです。
1stスライドにストッパーネジを付けるには、ネジが引っ掛かって動きが止まる箇所、即ち、管の折り返しが必要ですから、それを嫌ったり、ネジの台座の重さ、ネジ自体による響きへの干渉など、色々とこだわられる奏者も多いとか。
根が貧乏性のfroschはというと、折角ついているものは外すに忍びなく、折衷案でネジを別物に換装しています。
使用しているのはヤマハの
YTR-8340EM用の所謂
「エグれたネジ」。
別にfroschの専売特許ではなく、これを実施している人は意外と多いようです。
(YTR-8340EM用純正ネジ。1本300円くらいだったかな?値段はちょっと失念。ヤマハのラッパを取り扱っている楽器店で購入出来ます。撮影:frosch)
(左:XO純正ネジ、右:YTR-8340EM用ネジ。ちょっと見え難いですが、皿の部分を抉って重量を削いでいます。撮影:frosch)1stスライドに換装する場合は、XO純正ネジに付いている小さなOリングを付けても
「エグれたネジ」はまだ長過ぎますので、削るか、締め切ってしまわないよう注意が必要です。でないとネジが管に干渉して、管体が傷ついちゃいます。因みにfroschは削りました。3rdスライドの場合は、先ほどの小さなOリングを付ける場合は削らなくてもOK。
件のOリングですが、響きの相殺を嫌ってか、これも取り外す奏者は多いようです。XOは、1st、3rdスライド両方の管体自身にもOリングが付いていて、スライドワークの際のカチャカチャと云うノイズがしないようになっていますが、これも取り外す奏者は多いようです。
木幡光邦さん(923 Big Band、EM Big Bandほか)は1stスライドのネジは外して、3rdスライドは
「エグれたネジ」、全てのOリングは外しておられるそうですし、
寺嶋昌夫さん(Solist、The Premier Brass Ensemble Of Japan)はご自身のサイト内の掲示板で、
「Oリングを外すと音の遠達性、特に最強音での音の飛びに大きな変化がある」(要旨引用)と述べられています。
froschはというと、Oリングを全部外すのはなんだか勿体無い(笑)気がして実行していませんが、
「エグれたネジ」の効果は意外と大きく、XO純正ネジに戻れなくなっています。
「エグれたネジ」のほうが吹奏感がスムーズになるような気がします。
C管のネジも両方とも
「エグれたネジ」に換装しています。コルネットはそもそも1stスライドにはネジが無く、3rdだけになりますが、こちらは換装していません。
いや、本当は換装したいのですが、コルネットは設計上ネジの長さが若干長く、そのままではOリングを外しても、ネジの長さが3rdスライドの折り返しまで届かず、ストッパーの役目を果たさないのです。
Oリングは、今のところ付けたままでも一応満足していますし、それなりにバランスがとれていると感じていますが、来月の演奏会本番が済んだら思いきって「音の遠達性、特に最強音での音の飛びに大きな変化がある」と云うのを体感してみようかなと思っています。こういう改造はいつでも元に戻せますしね。
そもそも、現在、もうちょっと別の部分に手を加えていて(無論すぐに元に戻せる改造です)、それと併せてバランスを取っている感じなのです。・・・明日には現状復帰しているかもしれませんけどね(爆)。
なお、螺子を取り替えるだけならそう問題は無いですが、螺子を削ったりする行為は
自己責任で行ってくださいね。吹奏感の変化を感じるかと云うことも含めて、froschは一切の責任は負いかねますのであしからず。
このエントリでご紹介したfroschの工作については、あくまでもfrosch個人の状況下での個人的な感想だと云うことをお断りしておきます。