jazzLife誌(株式会社三栄書房発行)の表紙裏には、通常、XOトランペットの広告(グローバルのです)が載っているのですが、2004年11月号と12月号にはXOを使用するプロプレイヤーが何を使っているか紹介されています。ジャズ誌の広告なのでジャズ系のプレイヤーしか載ってませんが。(^^;
ちょっと紹介してみます。
木幡光邦(RV-GB)、
菊池成浩(SD-GB)、
佐久間勲(RV-L)、
岡崎好朗(RV-GB)、
NARGO(RV-S)、
鈴木孝一(RV-S)、
中尾龍一(RV-L)、
鈴木正則(RV-S/2B)
浦田雄揮(SD-S)、
市原ひかり(RV-GB)
とのこと。皆さん一本だけを使っておられるわけではないので、絶対とは云えないところではあります。だって、木幡さんはRV-Sの昇龍彫刻入セミアップライトベルを好んでお使いですし(923。3号機はGBなのかな?赤ベルはお好きだそうですけど)、写真の楽器は支柱無しのラウンドクルークですから、プロトタイプかもしれません。また、ご自身のサイトで稲妻型支柱の1号機も紹介されています。ちょっと前までは「X」「O」の文字付きの支柱を備えたSD-GBも載ってたんですが、手放されたそうです。また、ゲルホンも当然HD-GBです。でも、今はブラックニッケル加工がなされたようです。岡崎さんはご自身のサイトでRV-GBの写真を載せておられます。NARGOさんは、RV-Sのピンクラッカー仕上げをお使いのはずで、噂ではRV-Pというコードネーム(?)だとか。市原ひかりさんは某音大ジャズ科4年生(その後優秀な成績でご卒業)ですが、既に各種活動でめきめきと頭角を現している新星です。使用楽器はRV-GB(およびHD-GB)とご本人に確認しました。拜藤チューンが施されている由。これは他のプロの方も同様でしょう。XOは今でも進化を続けていますし、上記のプロプレイヤーやアマチュアプレイヤーの意見すら吸い上げて消化し、更なる進化を続けています。
その後、
寺嶋昌夫さんがご自身の特注モデル(XO Terashima Custom)を製作され、使っておられます。SDベースのGXベルで、細部にまでこだわられた逸品です。前に書いたMUBigband(内堀勝さんのリーダーバンド)の初CDのジャケット裏にこんな記述がありました。ブックレットから該当箇所全文を引用します。
"MU Big Band's Trumpet Section play : XO Trumpet(Gloval Inc.)"
このCDで、ラッパセクションはXOを使っているらしいです。ラッパのメンバーは、エリック宮城、木幡光邦、菊池成浩、佐久間勲、岡崎好朗(敬称略)(物凄いメンバーだぁ!)。でも、エリックさんは?このCDではXOをお使いなのか知らん?これ、書いていいのかなあ。でも、CDは流通に乗っているもんね。
「Global」のスペルミスは見なかったことにしましょうね(ブックレットが間違っているんです)。
高知県安芸市に本拠を置くアマチュア・ビッグバンドの雄、
Fake Jazz Orchestraのコンサートに行ってきました。(at 安芸市民会館大ホール)
ゲストにはなんと、
エリック宮城(tpt、flh)、
高橋達也(T.sax)、
内堀勝(cond、arr)、
三橋りえ(vo)というビッグな顔ぶれ、これで前売価格2,500円はダンピングだとWTOに提訴されるか、スーパー301条を行使されてもやむを得ないところでしょう(笑)。それはともかく、
超格安なのは間違いないですね。フェイクのフトコロ大丈夫?(爆)
フェイクはアマチュアながらとてもレベルの高いバンドで、単体でもお客を呼べるバンドだと思います。でも、そこにこれらビッグなゲストが絡めば、盛り上がるのはそりゃあ当然ですね。思いっっっっきり堪能しました。
frosch的にはハイ・トーンで高名なエリック氏の
フリューゲルでのバラードプレイの
ウタゴコロに魅せられたことを特筆大書しておきたいと思います。無論ハイトーンもビンビンでしたよ。
で、終演後、エリックさんにサインをもらおうと今回はYTR-904(ヤマハの初代カスタムモデルの1本)を持参したのですが、ラッパマニアでも著名な氏のこと、めざとく、「ちょっとみせてよ」。早速蓋を開けて、お見せしました。あちこちひっくり返しては眺めて、ピストンの中まで吟味。すかさず、「吹いてみてください」とfrosch。私の持参したBob Reeves41Mで、ぱらぱらと吹いていただきました。「やっぱりいいねー。ぼくもYTR-923というのをはじめてお婆ちゃんに買ってもらってね」とにこやかに話してくださいました。しっかりケースにサインしていただき、記念撮影にも気軽に応じてくださいました。
しっかりサインしてもらったYTR-904のケースを抱えてエリック氏と(ちょっとピンぼけ)
(撮影:froschの友人)
年季の入った(31年経過)ケースに金文字でエリック氏のサイン(撮影:frosch)内堀勝さんのアレンジも秀逸です。エキサイティングなのに繊細極まりない気配り。ビッグバンドを、そして音楽を心から愛しておられるんだろうなあと感じました。氏のリーダーアルバムにサインしていただいたのですが、物腰の柔らかいジェントルマンでした。あの人のためになら、そりゃあファーストコールの強者が集まるわけだわいと得心しました。
本当に感じの良い方でした。「バンドリーダーはかくあるべし」ですね。(撮影:frosch)三橋りえさんはハスキーでチャーミング、ちょっとヘレン・メリルを思い浮かべました。ニューヨークのため息ならぬ「安芸のため息」といったところでしょうかね。
ステージでは大きく見えるのに、実際は小柄な御婦人でした。う〜ん、プロですなあ。(撮影:frosch)
私のRV-Sはオリジナルの真鍮製金メッキのヴァルヴステムの代わりにアルミ製のものに換装していた。これは吹奏感が軽くなる上に、倍音が増えるという拜藤さんのアドヴァイスによるものだった。実際、真鍮製に戻れないくらい軽い吹奏感で、よく抜けるようになった。抜けすぎるくらい。3番管にアマド・キーを付けてからちょっと抵抗が増えたので、真鍮製のままでは、ちょっとキツかったし、アルミの感じがピッタリだった。
しかし、折角元の状態が金メッキ製のステムなんだから、見栄えを生かしたくなってきた。アルミの吹奏感を残しつつも、金メッキの贅沢な状態をと云うわけだ。
そこで、もともと中空構造(穴が貫通している)のステムの穴を大きくして重量の軽減を図った。

これ↑がオリジナルの状態(穴の直径3.2mm)。(撮影:frosch)穴を0.5mm大きくし、3.2mm→3.7mmになった。
左がオリジナル、右が改造したもの。違いが判ります?(撮影:frosch)これにより、アルミ製の状態には及ばないものの、オリジナルの状態に比べると若干軽い吹奏感を得ることが出来た。ステムの改造の効果は覿面に現れますね。
で、もう少しというわけで、もう一つ手を打っている。取り寄せが間に合ってないので今は品物待ちだが。「何を?」というのはXOトリビアのネタでもあるので、品物が来てからのお楽しみ。