XOが好きなんよ。

XO Trumpet&Tromboneを応援する「frosch」のblog

ポストホルン?

こんなの↓を作ってみました。 といっても、作ったのは5月末なんですが。
posthorn1(撮影:frosch)

Hoffnung音楽祭でお馴染みの「水道ホースホルン」です。
Hoffnung音楽祭ではレオポルト・モーツァルト(あのモーツァルトの父)のホルン協奏曲をこんなヤツで演奏したんです。ただし、そこで使われているものは、もっと管長が長いです。
その昔、かのデニス・ブレインが演奏した録音も残っているんですよ。



約140cm(Bb管トランペットの長さ)のゴムホースにアルマイトの漏斗を付けてます。
posthorn2(撮影:frosch)



これ↓が材料です。MP以外は材料費1,000円ほどです。
posthorn3(撮影:frosch)



マウスピースはKelly7CLEXAN樹脂(GE社の商標。ポリカーボネイト)製のMPですが、バックボアもきちんと形成されており、普通の楽器でも「ちゃんと使える」MPです。

Bb管のつもりでしたが、何故かC管擬きになってしまいました。
おまけに、ドイツ風に巻いてみたら、倍音間の幅が狂ってしまいました。第2倍音のCと第4倍音のCがオクターブになっていません(笑)。

メタリックのテープを巻いたので、勿体無いから狂ったままぷっぷくぷーと吹いています。モーツァルトのK.320のポストホルンのパートとか。もっとも、あれはD-durだからこのままでは狂ったままなんだけどね。(^^;

ヴァルヴオイルあれこれ

froschは昔からヴァルヴオイルやスライドグリスの類いが好きでした。っても、ニオイが好きとか、吸引するとかそんなんじゃないですよ(笑)。 初めはYamaha角形ボトルの黄色い色のオイルでした。と云うと、トシがバレますね。

 その次はHoltonのオイル、Bachミュートの形を模した黒色ボトルのヤツ、皆と同じものを使うのが嫌というのが理由でGetzenのオイル、Hetmanの2番のオイル、他にもあったかもしれませんが、覚えていません。

 XOを使うようになってからは、最初、Roche Thomasを使っていましたが、程なくAl Cassにスウィッチしました。XOに付属してきますし。
 AlCassオイル(←Al Cass 撮影:frosch

暫くして、Zaja Proのバーゲン品を発見、このオイルは国内外で割と評判がいいので、その評判はどんなもんかとずっと使っていましたが、私にとっては、サラサラ過ぎてすぐに乾いてしまい、潤滑性は良いものの、保ちが悪いので、お蔵入りとなりました。 そうしているうちに、行きつけの楽器屋でValveOil 2000と云うのを発見、Al Cassに似た感じのサラサラ系でいたく気に入り、愛用していました。値段もAl Cassと同じ2オンスでAl Cassより200円も安く、お買い得感満点です。
V2000オイル(←ValveOil 2000 撮影:frosch



 あるとき、アメリカのあるレビューサイトでBlue Juiceと云うオイルの評判がとても高く、Al CassHoltonT2などよりも上位にランクされているのを目にしました。名前は前から知っていたのですが、売っているのを見たことが無く、気に留めるだけに終わっていました。 が、行きつけの楽器屋で青い色のボトルを発見、早速RV-Sで試してみました。
BlueJuiceオイル(←BlueJuice 撮影:frosch

このBlue Juiceは評判どおり素早いヴァルヴワークを実現し、オイルの保ちも程良く、XOへの相性は抜群で、お気に入りです。


ほぼ無臭に近いAl Cass、ValveOil 200、Roche Thomasに較べると、ホンの僅か石油臭が気になりますが、それを勘案したとしても、現時点ではBlue Juiceがfroschのベスト・バイです。

それでも、CR-SにはまだValveOil 2000を継続使用中です。これがfroschのセカンド・セレクトでしょう。

輸入元によると、ValveOil 2000はAl CassのオイルをOEM製造している会社の独自ブランドで、品質は同じなんだとのこと。

 Al Cassは云うまでもなく、現在新品XOに同梱されている、世界中で愛用されているサラサラ系オイルの一番手です。 froschの手元には他にもDillon(アメリカの楽器商)のオリジナルのオイル、Getzenのオイル、TA(B&S、Courtoisなどを傘下に持つドイツの会社)のオイル、プリマ楽器オリジナルブランドのオイルがあります。今のところ使ってはいませんが。

RV-SやCR-Sにはサラサラ系のオイルを使用していますが、使用頻度の低いRVC-GBSやHD-Sには乾き難いよう、やや粘度の高いオイルを使っています。 それが猫のラベルのFat Cat。  見掛けは毒々しいピンク色のオイルですが、質は良く、気に入ってます。
FatCatオイル(←Fat Cat 撮影:frosch


 <追記>
念のためにですけど、ヴァルヴオイルの銘柄を換える時には、ヴァルヴ本体もヴァルヴケーシングもZippo Oil等できれいに掃除し、前のオイルの痕跡を出来るだけ除くようにすることを強くお薦めします。 というのも、違う種類のオイルが混合すると、ヴァルヴの固着が起こったり、動きが渋くなるなど、トラブルの原因になることが有るからです。無論、必ずそうなるわけではないですが。 froschは必ずきれいに掃除をしてからヴァルヴオイルの銘柄をチェンジするように心掛けています。また、ヴァルヴにはオイルを注すことによってオイルの皮膜が出来ますので、新たなオイルの皮膜が馴染むまでは辛抱して使ってみることも大事です。 ですので、froschはオイルのチェンジは本番等の無い(多少トラブっても影響の少ない)時期を選んで行っています。例え良いオイルでも、馴染んでくるまでには多少の時間が必要なこともありますので。 正直なところ、一旦良いオイルに巡り会ったら、そのオイルだけを使い続けるのが一番良いんですけどね。 余程使い込んでヴァルヴ関係が磨り減って来て、気密が変化してくれば別ですが。

sssssshhhhhh mute

トランペットに限らず、管楽器奏者は練習場所の確保に頭を悩ませられる。特に生身の体を振動体として使用する金管奏者は1日でも楽器を手にしない日があると、たちまちナマってしまう。

froschは練習日以外はクルマの中で練習することが多い(でもほとんど練習日以外は吹けない)のだが、これまでプラクティス・ミュートも何種類か試してきた。

プラクティス・ミュートは概ね奏者には評判が悪い。オープンで吹く時とは全く違う抵抗感と、異物を挿入する事による音程の乱れ、音色を意識した練習が出来ないなど、短所(それも致命的な)は枚挙に暇が無い。

ただ、短時間で取り敢えず音を出しておくとか、割り切って使う分には意外と使える。

froschはこの20年で4種類のプラクティス・ミュートを試してきた。(1)Denis Wick(2)Galaxy(3)YAHAMA "Silent Brass"(4)BEST BRASS "e-Brass" である。(1)はもうかなり昔に手放しちゃったが。

今回、新たに試してみたのは、その名も
sssssshhhhhh mute」というもの。
Bremnerミュート(撮影:frosch)

ニュージーランドやオーストラリアのコンテストで何度も優勝した経験のあるコルネット奏者Trever Bremner氏の開発によるもので、現在、
Trumpet/Cornet
,
Tenor Trombone
,
Bass Trombone
,
French Horn
,
Tenor Horn
,
Flugel Horn/Alto Tromboneの6種類が発売されている。

froschはTrumpet/Cornet用を購入したのだが、これが案外使える。素材はABS樹脂で、45gとたいへん軽い

手持ちのものと重量を比較してみた。
(デジタル・クッキング・スケールでfroschが実測したので、誤差はあると思います。)

sssssshhhhhh Mute 45g
Galaxy 48g
Silent Brassのミュート部分(接続コード除く)120g
e-Brass(電池込みイヤホン除く)181g

Galaxyとは3g違うだけだが、とても軽く感じる。楽器に付けても重みでベルが下がって来るという事が無い。
Bremnerミュート装着RV-Sに付けたところ。撮影:frosch

音程も全域でプラクティスミュートにしては随分と良く、割り切れば不満は無い。抵抗感も勿論有るのだが、電気的に増幅された音を聴くのではない為、加減が分りやすい。そのような効果を発揮するよう、綿密に設計されているとのこと。

また電池もAC電源も不要なので経済的だ。もっとも、Silent Brasse-Brass等電源の必要なミュートはピックアップミュートならではの使い方が出来るので、単純に比較は出来ない。

消音効果はごく普通のプラクティスミュート程度(わかり難いよね^^;)。深夜に集合住宅の一室で演奏するのでなければ必要十分だと思う(苦情が出てもfroschは関知しませんが)。

なお、気の利いた事に、専用のポーチが付属している。
Bremnerミュートw/ポーチポーチと本体。撮影:frosch

froschは「Bremner Music」のサイト上で購入したのだが、Paypalによるクレジットカード決済が可能。

Trumpet/Cornet用の価格は38US$+送料3.5US$(サイト上ではオーストラリアドル表示だが、Paypalは米ドル換算で請求される)の41.5US$であった。

サイト上での決済後、品物は僅か8日間で到着した。現在のところ、対応も素早いようである。

英語が苦手だ、クレジットカードは使いたくない、あるいは持っていないと云う向きには、国内では「舶来管楽器 シアズ」で扱っているようである。


<追記>
その後、フリューゲル用も購入したが、これもやはり素晴らしい。オススメである。

マウスピース!

923Bigband、EMBand等でお馴染み、923。さんのblogに現在「伊藤君子 with "No Name Horses" Big Band」でツアー中のトランペットセクションのマッピが載っています。
エリックさんはお馴染みヤマハのEM1、奥村晶さんはBach3C、923。さんはビッグバンドではベンジ3Cをご使用とのこと。もう一人、岡崎好朗さんはその場にいらっしゃらなかったとのことですが、ご自身のサイトでバック1-1/2Cと書かれています(今もそうとは限らんけど^^;)。リードのエリックさんはともかく、みなさん意外に大きめのものをお使いなんですなあ。

TptとFlhの持ち替え

先日、エリック宮城氏にお会いしたときに、短い時間だったので、一つだけ質問をした。

frosch:「Tptを吹いていて、ある曲で途中でFlhに持ち替えてしばらく吹き続けた後、再びTptに持ち替えると、違和感があって、すぐアンブシュアが崩壊してしまうんです。」
Eric:「マウスピースは同じ大きさのリムを使ってる?」
frosch:「ハイ、Bob Reevesの41リムです。Tptは41M、Flhは41Fです。」
Eric:「そしたらね、Flhを吹くとき、吹き過ぎちゃってるんだと思うよ(オーバーブロウするという意味)。Flhは大きな音で吹く楽器じゃないからね、マッピも深いし、抵抗も少ないから吹きすぎると下唇が外に開いちゃって崩壊しちゃうんだ。」
frosch:「そういや、ボク、Tptでもオーバーブロウして開いちゃうことが多いんです。」
Eric:「Flhはベルも大きいし、太さも違うからTptとは僅かに管の長さも違うんだよ、だから吹奏感のポイントがずれちゃって、どうしてもオーバーブロウになりやすいんだよね。ベルが半分くらい譜面台に掛かるようにして、自分の音を確実にモニターしながら吹いてみて。コルネットも吹くんだったら、同じことだよ。そこに気をつけて頑張って!」
frosch:「エリックさんのようなバラードが吹けるように頑張ります。ありがとうございました。」

エリック氏の音を聴いたら、オーバーブロウするなと云う方が無理だと思うけど(笑)、PA付きで聴いてるから、実際以上に大きく聞こえるんですよね。まあ、生音も大きいんだけど(爆)。
froschの悪い癖、「オーバーブロウ」が戒められた、短時間だけど実りの多い会話でした。